デジタル一眼レフカメラの選び方

コンパクトデジタルカメラのブームが終わり、最近では携帯やスマートフォンで写真撮影を行う方が増えています。その中でも未だに人気なのは一眼レフタイプのデジタルカメラです。プロ向けだった一眼レフタイプにもアマチュア向けからプロユースまで幅広い商品がラインアップされています。
今回はそんなデジタルカメラを選ぶ際のポイントをご紹介します。

◇ 高画素数 = 高画質という誤解
デジタルカメラのカタログ表記ではよく画素数が重視されていますが、画素数が高いから高画質であるというのは実は間違いです。
画素数よりも重要になるのは映像素子のサイズです。

主な映像素子のサイズ比較

デジタルカメラはレンズから光を取り入れ、映像素子に像を写し込み電気信号に変換して記録しています。この映像素子部分は銀塩カメラのフィルムに相当する重要な部分です。右の図は主な映像素子のサイズを5つに分けたものです。下の写真は実際の映像素子の写真です。


青色のサイズに該当する映像素子
黄色のサイズに該当する映像素子

左の映像素子はサイズ比較の青色サイズに該当するものです。右は黄色のサイズに該当します。仮にこれが同じ画素数の製品であるとするならば、右の映像素子が大きいものの方がより高画質で撮影できるということになります。

1200万画素のコンパクトデジタルカメラと、800万画素のデジタル一眼レフカメラを比べた際に圧倒的な差で800万画素のデジタル一眼レフカメラが勝るのは、こういった差があるためです。これを知ってしまうと購入の際にいろいろ悩んでしまいますね。

補足として、映像素子にはCCDやCMOSといったものがありそれぞれに一長一短がありますが、現在の製品ではあまり重視する必要は無いでしょう。

デジタルカメラの購入をご検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。

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